駿台中学部の特徴は?指導方針まとめ
大学受験に確かな実績のある駿台予備校の特別コース
駿台予備校と言えば大学受験をする人なら誰でも知っている超有名大手予備校です。
模擬試験でも「駿台模試」はかなり正確性が高い試験として、塾生以外の人も多数受験をしています。
駿台予備校が特に強いのは私大理系で、理系難関校を狙う人ならより早い段階から駿台に通うようにしていたりします。
そんなより早くから大学受験に備えたいという人に向けて作られているのが「駿台中学部」です。
駿台州学部は難関大学の現役合格を目指している中間一貫校の中学生向けのコースで、6年間一貫したカリキュラムをしていく中で、どういった学習方法をするのがよいかということを適切に指導していきます。
中間一貫校は少子化の影響もあってか、ここ最近になって全国で学校の統合により多く設置されるようになってきました。
中間一貫校のメリットは中3の時点で受験をしなくてもよいということで、かなり早い段階から大学受験に備えることが可能です。
しかし逆に言えば中3時点で受験がない分、学力が中だるみしやすく、むしろ大学受験に不利になる傾向も見られます。
そこで駿台中学部ではそうした特殊な受験環境にある生徒に対し、6年間という長い間にどのように学習をすすめて行くのがよいか、ということを提案してくれます。
難関大学の試験によくある「原理・原則の理解」を意識
詰め込み教育への批判から一転してゆとり教育と、その時々により受験生に求められる能力が異なるのが受験です。
そこで駿台中学部では、そうした突然の教育方針の変更にも対応できるよう、基礎力を重視した学習内容としています。
特に難関大学においてはそうした国としての教育方針の影響を直接的に受けることになりますので、早い段階からの受験対策では原理・原則の理解というところを重視し、直前の試験対策に対応できるようにしていきます。
この原理原則をもとにした内容を、「F=Fundamentals」「I=Inventiveness」「P=Presentation」ということにまとめて「F.I.P.カリキュラム」と名付けました。
中学生のときから受験対策ができるということの最大のメリットは、小手先ではなく深い部分から理解を深めて行けるというところでしょう。
高校生になって受験を間近にする頃には、それぞれ志望校のレベルに応じたクラスを受験することになりますが、その前段階としてどういった心構えで学習をしていくべきか、ということを教えてもらえるのはとても便利と言えます。
駿台予備校の全コースに言えることですが、講師陣が非常に熱心で細やかな部分の指導も行き届いているので、受験までのモチベーションを維持しにくいという人にもおすすめです。