研伸館プライベートスクールの特徴は?指導方針まとめ

兵庫県に本社を置く関西方面で有名な予備校

研伸館(けんしんかん)は、兵庫県西宮市に本社を置く関西方面を中心に展開する予備校です。
特にここ数年での伸びはかなり注目すべきところで、現役生を専門に運営をしているところにも大きな特徴があります。

予備校というと、どうしても受験に直接役立つ小手先のテクニックを教えるところというイメージがありますが、この研伸館はそうした細かい部分ではなく、もっと本質的な理解力を深める講座を展開しているというところで評価されています。

合格実績ではやはり関西方面の大学への合格率が大半を占めていますが、関西方面から首都圏の有名大学を狙う生徒にとってもかなり有力な塾と言えるでしょう。

注目なのが2012年度から導入しているカテゴリー制で、こちらは高1・高2では「進度×レベル」からクラス設定をするようになっています。

高3からは志望大学のレベル別のクラス設定を行い、客観的判断により最も本人に適切なレベルを勧めて授業を行なっていく形です。

最もハイレベルなのが東大・京大レベルの「特別選抜」で、京大阪大・国立大学医学部レベルを「トップレベル」、阪大神大・関関同立レベルを「ハイレベル」、その他の国公立大・私大レベルを「スタンダード」としています。

1つの月期につき3講を実施しており、現役高校生もしくは中間一貫校に通っている中学生を対象に「プライベートスクール」も開催しています。

クラス制が基本で個別指導もあります

研伸館では生徒として受け付けているのが完全に現役生のみであるので、もし希望叶わず浪人ということになった場合は続けて研伸館に通うことはできません。

しかしそれだからこそ、絶対に現役で合格をさせようという意気込みを持って授業を開催してくれるところが大きな特徴になっていると言えます。

先に説明したように授業はクラス別の集団指導が基本となっていますが、条件があえばプライベートスクールも開催しているので、早めに志望校を定めたいという人にとっては非常に便利といえるでしょう。

なお研伸館で使用されているテキストや問題は完全にオリジナルであるので、他の予備校や通信教材とは異なる独自の理解をしていくことができます。

また公式サイトからマイページを利用することで映像授業を体験できる「研伸館オンライン講座」というものもあります。

こちらも1人ずるの学習進度や学力レベル、目標といったことから適した講座を閲覧することができるようになっており、パソコンやスマートフォンからどこでも受講が可能です。

これらの映像授業でわからないことがあった場合には直接質問もできるので、もし都合によりその日の授業に参加できなかった人も安心です。