大学進学館 湘ゼミの特徴は?指導方針まとめ

横浜市を中心に展開する関東圏の進学塾

「湘ゼミ」こと「湘南ゼミナール」は、横浜市中区に本社を置く関東圏を中心に展開している学習塾です。

もともとは1976年より地元で運営されてきた「湘南塾」から名前が変更された塾で、神奈川県内ではそれなりによく知られた塾でした。

ここ近年急激に知名度を高めることになった大きな理由として「QE授業」の導入があります。

「QE授業」というのは自ら考える力を身につけるための学習方法で、そこで身に付けた基礎力をもとに、それぞれの志望校への対策を行なっていきます。

生徒となっているのは公立中学や公立高校が中心というところも大きなポイントで、早くから受験対策をしているような人と異なり、中学・高校在学中から難関校を目指す人が対象です。

コーチングスタッフ(CS)という現役大学生が講師と連携しているので、学校合格をゴールとせず入学後の成績維持のためにも役立つ学習をしていくことができます。

独自のスタイルで行われている「QE授業」

湘ゼミ最大の特徴である「QE授業」についてもう少し詳しく説明をしていきます。

「QE」とは「QuickExercise」を略したもので、講師も生徒もテキストを使用せずに単答式で授業を進めるというものです。

以前までは公立の高等学校への受験対策を主に行う塾だったのですが、そのノウハウを活かして「SHOZEMI大学進学館」という大学受験対策コースが設置されました。

授業は大きく「目の覚める集団ライブ授業」と、河合塾マナビスによる「個別映像授業」という2つのコースに分かれており、事情に応じて使い分けをしていきます。

「QE授業」は小中学生向け部門同様に大学受験コースでも導入されており、問いかけを講師側からしていくことで生徒に考えさせることができやすくなるのです。

通常の授業の場合には、講師は生徒に対してわかりやすい説明をするということが最も重要になりますが、湘ゼミにおいてはそうした懇切丁寧な説明ではなく、問題解決を生徒自身に行わせるという方法で教育をしています。

自分の頭で考えることにより覚えた内容が自分の中に定着をすることができるので、受験が終わったあとの応用力にもつながっていくでしょう。

本人の理解度はまとめテストで到達度をチェックしていきますので、本人の実力に応じてクラスをわけられます。

QE授業では講師と生徒の関係が密になるというところも特徴で、成績が上がっていくことで学ぶ楽しさを感じることもできます。

塾では自分の受講科目以外の質問も受付をしてくれるので、学校の課題でわからないところがあった時にもとても安心です。

湘ゼミでは保護者とのコミュニケーションも重要視しており、希望があれば保護者を交えた面談なども行なっています。